あしたのジョー備忘録

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Posted by akeru on  | 

アニメのジョー

セル画
アニメ夜話見てから、色々不満めいたものを感じて、ぽつぽつ考えていたりしたが、
あしたのジョーは、名作漫画としては、一般的にも確立しているが、アニメは実はジョーファンが思っている程、名作として認知されていないのだなという思いが、浮きあがってきた。

時代色の濃い作品ではあるので、80年代に作られたジョー2で、ジョーがいわゆる不良とか浮浪児であったというのが、設定の違和感を感じられたりする点などは、仕方ないのかもしれないが、一番の違いは、やっぱりラストをすでに迎えていた事にもあったと思う。

ジョーが燃え尽きて死ぬ、というイメージを喚起させる漫画のラストを
時代を経て見つめ直した時、死へ特攻するかのような進み方を、出崎氏は嫌っていた。
出崎作品の「宝島」などでも、シルバーが他者から見れば敗者のような立場になっても、生きてなおも進んでいく姿が描かれていたが、本来、出崎監督の考えるジョーの生き方は、これである、と思い作っていたのではないかなあと思う。
(シルバーは、力石の姿のイメージを重ねてキャラ設定されたというが、私は、中身はなんとなく、ジョーに思えて仕方なかった。)

ジョーは、心を口にしない。
本当は、どういった記憶や気持ちで、ホセ戦へと急いだかは、
原作では具体的には、語っていないのだ。
そこをどれだけ、ジョーからすくいだしていくか、ここがジョー2のひとつのテーマであったと思う。
虫プロジョーは、共に疾走していけた。
流れる汗と涙にまみれて、進んでいけばよかったのだ。

そこが、いわゆる、「きれいになってしまったジョー2」として、誤解されてしまう点ではないかなと、思った。


しかし、面白い事に、ジョーのよかったエピソードをなどを人から聞くと、ウルフが30万だまし借りたが、かえしに来た話だったり、カーロスとの公園での話だったりなど、アニメオリジナルな部分を、あげてくる事が多い。

透過の効果や、止め絵など、なぜか表層的な演出ばかり語られてしまう出崎監督。
人の心に残っているのは、すばらしいキャラクターのセリフやエピソードの数々なのに、これは、どういうことなのか‥‥。
宮崎監督が、こうも一般に浸透しているのは、宮崎作品の質の高さももちろんあるともうが、媒体側からの情報の多さやとりあげ方の多さ、宮崎アニメはいいという刷り込みが、下支えになっているのだと感じる。(ファンの人、すみません。でも、そう感じてしまうシーンは、よく目にするのだ。)

虫プロジョーとジョー2がこれから、アニメとしての評価をどんな位置付けに変化していくのか、非常に気になる事だ。
このままでは、ジョー作品やジョーファンが分割され、アニメと漫画にあったはずの思いの一体感が、まったくなくなってしまうようで、ひどく、ひどく寂しい。


ところで、発端のアニメ夜話‥‥、
可能ならば、あしたのジョー2を取り上げて語ってほしい。
虫プロジョーの話は、ほとんどできていなかったじゃないか、だったらジョー2として、思う存分、語ってくれよ。

なーんてね。

あしたのジョー、あしたのジョー2/DVD
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